『素顔スタイル』…大屋真佐美 販社長②
その販社長って、どんな方なのでしょうか?
お仕事の話だけでなく、
「こんなところがあったの!?」というような、
販社長の意外な一面を発見したり!?
題して『素顔スタイル』!!
今回は、大屋真佐美 販社長です!!
大屋販社長の「素顔スタイル」を4回に分けて、お届けしていきます。
今回は、その2回目です。
□大屋真佐美 販社長
販売会社名…ベティー・ベル
広島県に事務所を構え、活動をされています。
貯金の日々の、ある日。
事務机で仕事してる時に、時計を見ながら仕事をしていたんですが、
あと30分でお昼、あと30分で帰れる、とかそんなふうにばかり思って、仕事をしてました。
で、そんな時間を消費するような生活は、もうイヤだ!!と思って。
ある朝、起きたら、仕事に行きたくなくなってしまって。
相当、社会人としては無責任なんですけど。
荷物をまとめて、「ちょっと、リフレッシュしたら、帰ってきます」という手紙を書いて、
一か月ほど、旅に出かけました。携帯もない時代に(笑)。だから、連絡も取れない(笑)。
で、荷物まとめて、さぁ、どこ行こうか、って。
昔から行きたかった、岡山県の倉敷にあるホテルに泊まってみよう!!と向かったり。
美観地区で出会った、アクセサリー売りの男女と意気投合して、遊んだり。
次は、いとこが東京にいるから、今度は東京だ!!って、東京に行ったり。
東京では、2週間くらいいました。
それで、街を探索していると、スカウトされたんですよ。
もう、「これだ!! 私の人生で、求めていた転機はこれだ!!」と。
でも、ついて行ったら、面接で、「水着はいける?」「ちょっと、脱げる?」とか言われて。
「これは違うぞ!! これはいけない!! 東京は、やっぱり怖いところや!!」と思って(笑)。
すぐに「無理です!!」って帰りました(笑)。
「楽しいけど、怖い」って、東京で2週間くらい、過ごした時に、
この街は、何か目標があって出てきたら、成功するかもしれないけど、何もなかったら、騙される、と思って。
それで、なにか納得して、広島に帰りました。
まだ、19歳の頃でしたね。
無職になって見つけた求人が、広島でちょっと有名な、大きいクラブのクローク。
時給1200円!! すぐに面接に行きました(笑)。
それから、クロークで働いていたら、お客さんがすごく多くなって。
フロアの方がとにかく忙しいから、ドリンクを作ってくれるだけでいいからと、
クロークの格好の私が、フロアに呼ばれたんですね。
ホステスの人は、みんな、花嫁さんのようなキレイなドレスを着ていて。
そんな中に、私が、補助席みたいなところに「失礼しま~す」と言って座って(笑)。
で、寿司屋でバイトもしていたから、飲み物くらいは簡単にわかるのね。作れるし。
そうしたら、結構、お客さんとか、そういう方たちって、“こなれたホステス”というようよりも、
「若いなぁ。受付かぁ。」とか言って、私らみたいなのが、面白いみたいなんですよね、
なんか、こう、つつきやすい、というか(笑)。
重宝がられて、次の日から、お客さんから「フロントの子、呼んでくれ。」とかね(笑)。
クロークで入ったのに、1週間後には、ホステスになってました(笑)。
私、服も、お金もないです。何もないです、って、店長に言ったら、
服は、店から全部レンタルするから、とか。時給3000円とかね。やります!って(笑)。
最初は、よく分からなかったから、「頑張りますぅ」とか言っていたんですよ。
でも、私の母親が元々、そういう商売をして、見て育ったせいか、
やっぱり、カエルの子はカエル。これは天職やと思って(笑)。
それから毎日が楽しくてしょうがなくて。好きなお酒を飲んで、しゃべって、楽しくやって。
ご飯を食べさせてもらって。時給も、どんどん上がっていって(笑)。
そこのママがお店を出すから、ということで、若干22歳で小ママになったり。
それから、自分で「独立」したり。
今まで貯めてたお金で、何百万かはあったんですけど、店舗や酒屋との契約や、いろいろあって。
オープンの時は、財布の中に10万円しか持っていなかったんです。
女の子の給料も払わないと駄目、酒屋の支払いもある、でも、これだけしか、今はない。
でも、不安より、「ここから増えていくんだ!」という気持ち。
だから、オープンする前の日に、カウンターに“ほうずり”したのを覚えてる。
「がんばろー、私のお城、ガンバロー。」って(笑)。
でも、実際、続けていると、体を壊してくる。飲むし、気を使うし。
自分でやってみたら、「あ、ママもこんなにしんどかったんだな」って、わかってきてね。
そうか、お金は儲かるけど、体壊したら意味もないよな、って。
でも、私、ビルを建てる、という夢があるから。
ビルを建てて、私を引き取ってくれた親を住まわせて、という夢があるから、
まだ、何千万も足らないという感じ。
だから、病院を通いながら、お店に出て、という感じで、頑張っていました。
私が雇っていたお店の子で、16歳くらいから2~3人子供を生んで、離婚して、という子がいて。
で、その子の元旦那が、別れた後にどんなところで働いているのかと、気になると。
変なところだったら、すぐに辞めさせたいから、ちょっとそこに行きたいから、って、
元旦那が、私のお店に来たのよ。
その時に、一緒について来た元旦那の友達が、私の主人になるのよ(笑)。
私のお店を気にいってくれて、通うようになってくれて。
私、体の調子もそんなによくなかったから、毎日、お店に入る前に、
栄養ドリンクをキュっと飲んで、仕事に入る、というのをしていたんです。
それを主人が覚えていてくれて、毎日、つなぎを着て、自転車で、ビルの1階まで、
栄養ドリンクを持ってきてくれるのよ。
「今日もありがとう。」って言って、その栄養ドリンクをキュって飲んで、仕事頑張る~、みたいな(笑)。
それから、いろいろとあって、交際が始まって。
「結婚したい」と言ってくれて。
私も、体がぼろぼろで、毎日、病院に通って、仕事にいく、という、何かすごい疲れてて。
結婚もいいかな、と思って。それで結婚、家庭に入りました。
でも、家庭を持ったら、ちょっとずつ、偉そうになってきて。主人が(笑)。
わがままが出てきたり、喧嘩もしたり。
でも、主人が、「夫婦って、こうやって、いろんなこと、わからなかったことをわかって、
こうやって夫婦になっていくんじゃないのかな」って言ったのよね。
そんなもんなのかなぁ、って。
私は、結婚に、夢も希望もなかったのよね。自分の親がそうだったから。
別に、とっかえて、ひっかえればいいと思っていたから。
そんな、1人の人と、ずっと添い遂げる、なんて、想像もできていなかったのに。
まぁ、そうやっているうちに夫婦になって、23年です。
一番、長く続いてる、人生で(笑)。
※大屋販社長の取材時に、話題が“心理テスト”に♪
大屋販社長が以前に受けた心理テストの結果は、
「“自分がそう思ってる、
他人からそう思われている”と思っている動物が、“ウサギ”さん。」
「実際に、他人から思われている動物は、“熊”さん」だったそうです☆
大屋販社長も、「えぇ!!」って、驚かれたそうです(笑)。
次回の「素顔スタイル…大屋販社長③」は、12月21日(水)を予定しています。
次回は、「大屋販社長と、IPSとの出会い」について、お話頂いています。お楽しみに♪
※大屋販社長の活動のご様子は、「ぱたぱたの小箱」のこちらへ!!
株式会社IPSコスメティックス